1. 無料 アクセス解析
スサノヲは【鬼】だった! 石見神楽
ホーム
【鬼】って何?
石見神楽って何?
【鬼】にちなむ地名
【鬼】にちなむ神社
【鬼】本貫地鬼村
【鬼】一族
【鬼】に関する地図
石見神楽のつぶやき
リンク
お問い合わせ

ペンネーム 

石見神楽

 

敗者【鬼】と

  戦勝者「九州王朝」・「近畿王朝」

←戻る

 

 ここでいう敗者、【鬼】とはなんぞや?

 また、戦勝者とはなんぞや?です。


 まず、敗者【鬼】ですが― 

 島根県大田市大屋町鬼村「大年神社(おおどしじんじゃ)」の祭神「大年神(おおどしがみ)」と、かつて、同村に存在した「八代姫神社(やじろひめじんじゃ)」の祭神「八代姫(やじろひめ)」を元祖とする【鬼一族】のことであると考えます。(資料:【鬼】一族 参照)


 つまり、

  【鬼】とは世にいうバケモノではなく、 「鬼」なる地に拠点を置く一族の名称、 【鬼一族】をいうのです!


 【鬼】地出身である神々の功績など、認めたくないのが戦勝者です。


 その功績が大きければ大きいほど、戦勝者にとっては、目の上のタンコブであることから、【鬼】は恐ろしき化け物なり≠ニ吹聴し続けてきました。 

 つまりは、長年に渡る執拗なまでの「鬼排斥運動」= 鬼に対する劣悪なイメージ作り≠ノ勤しんだのです。 

 その結果が、前述のごとく、「鬼=化け物。妖怪。もののけ」の図式成立にこぎ着けたという訳です! 

 ここまで【鬼】を嫌われモノに仕立てあげれば、戦勝者の思うツボです。


 『史観の変遷』の著者、木幡吹月氏によれば― 

 大和朝廷でつくられた『古事記』・『日本書記』は、『出雲神話』の良いところは黙殺したうえに、出雲国土経営の祖神、スサノヲノミコトをアマテラスオオミカミの弟にでっちあげ、国譲りを合理化したり、出雲国を黄泉国(よみのくに。死後魂が行くという所)と称して逆臣追放の地としている勝手な話である。 これぞ、大和朝廷の御用歴史学者の筆先によるフィクションである

と、かなり手厳しい批判です。 

 筆者も同感ですが…。


 そこで、実(げ)に憎き「石見王朝」・「出雲王朝」の主= 【鬼】は、人に害を与える怪物である≠ニ、国譲り後(西暦200年頃)、全国津々浦々に喧伝しまくったのです!


 かくして【鬼】は、長きにわたり、 悪役総代表として君臨し続けるという訳でありまして…。


 もっとも、徹底的な【鬼】退治は、701年から始まる「近畿王朝」になってからのことですから、これ以後かもしれませんが…。

 

ページトップへ↑     

←戻る

「石見神楽」って何?→
inserted by FC2 system